ロールオーバー

ロールオーバーとは?

通常、外国為替取引の決済(受渡)日は、取引成立日の2営業日後になります。e-FXでは、取引期限を毎営業日としておりますが、お客様が営業日終了時点でポジションを決済されていない場合、そのポジションを繰り越す(ロールオーバー)処理を行います。これにより、お客様のポジションはその営業日の引値で清算されると同時に、その引値で翌営業日が期限となるポジションがスタートします。

「取引例(PDF)」もご参照下さい。

ロールオーバー処理とメンテナンス時間の処理

ロールオーバー処理およびメンテナンス時間では、主に次の処理を行います。

(1)ポジションの取引期限の延長 期限を翌営業日までに繰り延べます。
(2)ロール損益の受け払い ポジションを引値で計算し、発生する損益を清算します。
(3)スワップ損益の受け払い ポジションに応じてスワップポイントを清算します。
(4)プラスロック指定の処理 プラスロック指定のある利益の振替処理を行います。
(5)利用可能額等の再計算 以上による口座変動後の利用可能額などを再計算します。
(6)メンテナンス中の成立一括処理 以上の処理中に指定値段に到達した未成立注文を成立処理します。

スワップポイントについて

外国為替取引は通貨を売買する取引なので、例えばUSD/JPYを買う(米ドル/円で買いポジションをもつ)場合、USD(米ドル)を買い付け、JPY(日本円)を売り付けていることになります。スワップポイントとは、これら各通貨の金利差を調整するための金利調整金のことです。

USD(米ドル)を買いから入る この場合、USDを買い付け、JPY(日本円)を売り付けることになります。つまりUSDの金利を受け取り、売ったJPYの金利を支払います。→スワップは受け取りにUSD(米ドル)を売りから入る この場合、USDを売り付け、JPY(日本円)を買い付けることになります。つまりUSDの金利を支払い、買ったJPYの金利を受け取ります。→スワップは支払いに

e-FXでは、営業日終了時点のポジションに応じて、翌営業日までの日数分(金曜日は土・日を含めた3日分)のスワップポイントをロールオーバー時に清算します。スワップポイントは、取引通貨に関係なく、円貨で清算します。

スワップポイントはマーケットの状況等により変動し、受け取りから支払いに転じる場合があります。
スワップポイントの受取額と支払額には差があり、受取額は支払額より小さくなります。また、通貨間に金利差がない場合などには、ともに支払いになる場合があります。
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調整金について

e-FXでは、EUR/USDなどの決済通貨が外貨である通貨ペアのポジションにおいて、ロールオーバーにより発生する損益(ロール損益)を円貨で毎日清算しています。このため、日々の発生するロール損益を外貨で受け払いする場合などと比べ、最終的な受払額に差額が発生するため、これを決済時に調整金として清算します。

ケース(1):ロールオーバー方式でない場合
  区分 売買 枚数 成立値/
引値
換算前
損益
換算値 換算後
損益
12月12日 新規 100 1.2091      
12月14日 決済 100 1.2112 $2,100.00 116.25 ¥ 244,125
受払額合計 ¥ 244,125
ケース(2):ロールオーバーにより発生する外貨を外貨のまま清算する場合
  区分 売買 枚数 成立値/
引値
換算前
損益
換算値 換算後
損益
12月12日 新規 100 1.2091      
12月13日 ロール   100 1.2098 $700.00    
12月14日 決済 100 1.2112 $1,400.00 116.25  
受払額合計 $2,100.00 116.25 ¥ 244,125
ケース(3):ロールオーバーごとに発生する外貨を円貨で清算する場合(e-FXの場合)
  区分 売買 枚数 成立値/
引値
換算前
損益
換算値 換算後
損益
12月12日 新規 100 1.2091      
12月13日 ロール   100 1.2098 $700.00 116.21 81,347
12月14日 決済 100 1.2112 $1,400.00 116.25 162,750
受払額合計 ¥ 244,097

e-FXではこの差額をポジション決済時に調整金として、受け払いを行います(上記例では、お客様が28円を受け取り)。
※ポジションを部分的に決済された場合は、そのつど受け払いを行います。

尚、USD/JPYなどの決済通貨が円(JPY)である通貨ペアの場合やデイトレードでは、調整金は発生しません。

換算値について

EUR/USDなどの決済通貨が外貨である取引通貨においては、決済時に発生する外貨を決済時の円転レートを用いて、円換算してから損益を清算します。

この場合の円転レートは、「決済通貨/JPY(EUR/USDではUSD/JPY)」のレートを使用し、決済により利益となる場合はBid(売値)で、損失となる場合はOffer(買値)で円貨を換算します。これら円貨の換算に使用したレートを換算値といいます。

円換算後に、小数点以下の端数が発生する場合は切り捨てとなります。